国内最大級!できたてピッカピカの一本釣り漁船に乗せてもらいました。

2015年 12月 3日 (木)

ざっき

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船は広いな、大きいなーー♪
酔っぱらいですか?って、冷たく尋ねられそうな空気なんて、気にしない、気にしない。

先日「第百十一日光丸」の竣工見学会があり、いろいろとご縁があったので行ってきました。

私の人生の中で、まさか漁船に乗せてもらえる機会に恵まれるなんて、思ってもいなかったので、小学生みたいに「すごい!」を連発して、大はしゃぎして帰ってきました。

第百十一日光丸とは

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場所は、静岡県御前崎市。快晴の青空の下、見学に訪れた多くの人で賑わっていました。

第百十一日光丸は、従来船よりも100トンも大きい、総トン数599トンの遠洋かつお一本釣り漁船です。全長は68.75メートル 幅が9.5メートル 間近で見るとほんとに大きくて迫力満点です。

遠洋かつお一本釣り漁船の新しい船の建造は、業界でも10年ぶりとのこともあって、見学会は大盛況だったようです。

船内は最新鋭の設備がぎっしり。

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社長さん自ら船内を案内してくださり、ふいのVIP待遇を受けることに。
手前から二番目にチラッと写っている、赤い靴の方が社長さんです。お世辞じゃなくイケメンです!

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船内を奥へ進むと、どこを見渡しても最新鋭な機械がゾロリ。
無知な私でさえ、これはとてつもなく凄い船なんだと流石に一目で分かります。

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ボタンがいっぱいついた操作盤。奥までズラーッと続いていました。
自分が操作するわけでもないのに、身が引き締まる気がしました。

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扉が何重にも連なり、天井や壁沿いにはたくさんの配管がありました。
捕れたお魚は、船上ですぐに急速凍結できる設備が搭載されているので、より美味しいお刺身や、たたきとなるのだそうです。

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一本釣り漁業とは、漁師さんが竿を持ち、一匹ずつかつおを釣り上げる漁法。時間や労力は掛かるものの、海の生物たちにストレスを与えない自然にやさしい漁法です。

一本釣りの様子は、御前崎の海鮮市場 なぶら市場に行くと、その光景が撮影された映像を見ることができます。あの職人技は一度は見ておきたいすご技!

第百十一日光丸では、30名もの漁師さんが一斉に横並びして、かつおを釣り上げるのだそうです。

漁師さんが見る海の景色

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強い海風にあおられて、大漁旗がバタバタと重厚な音をたててはためく様子は、ダイナミックで圧巻でした。山育ちの私にはとても珍しい光景で、見惚れていたら置いてけぼりにされそうになり、広い船内で迷子になってしまうところでした。

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エメラルドグリーンにペイントされた船内は、かもめの水平さんが歩いていそうな、オシャレで落ち着いた色合い。できたてピッカピカなので、まだ微かにペンキの匂いがしていました。

Thanks!

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日光水産株式会社さまのfacebookでは、第百十一日光丸と富士山のコラボ写真がのっています。静岡ならではの明媚な一枚です。
日光水産株式会社-facebook-

今日のつぶやき

おそらく私の人生、漁船に乗せてもらうなんて最初で最後の体験かもしれないです。
本当に貴重なものを見せていただき、いい思い出になりました。
人のご縁って素敵です。



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