今日は「立春」

2016年 2月 4日 (木)

暮らし

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今日2月4日は、立春(りっしゅん)です。
こんなさぶいのに、暦の上では春。とかいわれてもね…。
ブログの更新日と重なったのは何かのタイミングかなと思い、少しまとめてみました。

立春とは

二十四節気(にじゅうしせつき)のひとつ。
立春は、2月4日の1日だけではなく、次の節気である「雨水」までの期間も指し、2016年は、2月4日〜2月18日までの期間が「立春」にあたります。

旧暦での「立春」は、新年の始まりをさし、お正月のようなものでした。前日の大晦日にあたるのが「節分」で、今でも厄払いに豆まきをしたりしますね。

立春の朝・・

立春の早朝、禅寺では厄除けのために「立春大吉」と書いた紙を門に貼る習慣があります。

「立春大吉」の文字を縦書きにすると、それぞれの文字が左右対称になり、一年間災難にあわないという云われがあるようです。

「立春」は起点の日

立春から数えて◯日目は・・みたいな感じで、「立春」は、いろんな日の起点になっています。

春一番

立春以降に初めて吹く、南よりの強風が、春一番と呼ばれるものです。

ただし、春一番の観測条件ってのがあり、立春から春分の間という期間が設けられているので、観測されない年も多々あります。
2016年は、2月5日〜4月3日までの間ということになります。今年はいつ頃吹くんでしょうね。

八十八夜

立春から数えて88日目にあたる日。
2016年は、5月1日です。
「♪夏も近づく八十八夜…」で有名なこのうたは、文部省唱歌「茶摘み」。

八十八夜に摘まれたお茶は、不老長寿の縁起物とされています。
八十八夜のお茶は、うまみのもとであるテアニンなどの成分を豊富に含んでいて、若い茶葉の香りが爽やかで、とても美味しいです。

長生きしたいし、縁起物だし、お茶の産地で日々暮らしているし・・。
静岡県民の私は、今年も八十八夜のおいしいお茶を楽しみにしています。

二百十日

立春から数えて210日目にあたる日。
2016年は、8月31日です。
農作物が実をつける大事なときに、台風がきて被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などとよんで、農家は警戒していたそうです。
この日は台風が襲来する可能性が高いといわれていますが、最近では、220日目の方が台風が多い、らしいです。

毎年2月4日ってわけじゃない

2016年の立春は2月4日ですが、年によって日にちが違います。
立春の日は、定気法(ていきほう)という、二十四節気を配置する方法に基づいて指定されており、毎年2月4日というわけではなく、2月3日の年もあれば、2月5日の年もあるのです。

定気法(ていきほう)とは、
太陽の天球上の通り道である黄道と天の赤道の交点すなわち春分点を基点として24等分し、こうして導き出された15°ごとの黄経上の特定の度を太陽が通過する日に節気(正節)と中気を交互に配していく。このため空間分割法とも呼ぶ。
〜wikipediaより〜

今日のつぶやき

♪春よこい は〜やく来い
冬は早く去り、夏は遅くやってきてほしい。
できれば、ずぅーっと春でもいいぞ。って年中思ってます。



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